Anpanman〜アンパンマンのマジパン細工〜女の子がアンパンマンがお好きだとの事で。アンパンマンに乗っている感じでと聞いてましたので、よく遊園地とかで見かけるような光景を作ってみました。土台のアンパンマンをまず作ります。そのあとで女の子の髪の毛以外を仕上げていきます。女の子は”可愛く”作る事をかなり意識して作ります。お目目をくりっと、まつ毛パーマで笑顔チャーミング。髪の毛も繊細に、1本1本作っていきます。肌の色も大事で男の子より少し白っぽく、あまり黄色は使わないで、白とオレンジがメインで肌色を作ります。あとは作り手のセンスで変わりますが、私は手も大きめに作って可愛くキャラクター的な作り方をします。接着は全部シロップです。グラニュー糖1:1水で沸騰させて使用すれば問題ありませんが、グラニュー糖の量を水よりも少し多くした方が保ち(もち)が良いです。マジパンスティックをなるべく使って成形していくと綺麗に仕上がっていきます。







Princess Mononoke〜もののけ姫のこだま〜もののけ姫のこだまを作りました。シンプルなので、雰囲気似せ勝負です。マジパンやプラチョコのこだわりは、なるべく手の存在を残さないように作ると、私的にはきれいに作れると思っています。例えば、丸は丸い抜き型を使って、手でほぼほぼ触らないようにするとか(OPPシートを綺麗に剥がす)。そんな中、このこだまは顔と目玉はその感覚ですが、体型はそうもいきませんので、一発勝負のイメージで一気に手と足まで整形して作り上げちゃう感じで作業しました。木の苔(こけ)は抹茶パウダーです。木は茶色のプラチョコに少し色付けし、模様はグラサージュショコラで雰囲気を出しました。立っているこだまが一番良くできたと思います。







HappyWedding〜結婚式のマジパン細工〜こういうお祝い事は、頂いた写真を元に、お客様の好きなものや服装をしっかりと3Dに表現していくことを心がけています。1枚目の車の写真を参考にして、白いスポーツカーのイメージを最小の手数で表現できる箇所のみを残して作成していきます。絵と違って、マジパンなどは再現性に限度がありますので、いかにシンプルにそれらしく見せるか、が大切だと思っています。そうして削って、シンプルに似せた形に仕上がったのが、2枚目の通りです。ここまでは全てマジパンのみです。細かいところですが、絨毯はシーターで延したマジパンを、いかに手の形をつけずに丁寧に広げられるかが、作品全体の緊まりに繋がるのでポイントです。また最高にプレッシャーがかかるところは、絶対に壊れてはいけないところです。縁起が悪くなったら最悪ですので、例えばこちらは大阪まで運びましたので、新郎新婦の体幹に竹串を刺しています。ホテルなど現地で提供できるなら、しっかりと工程を踏んで乾燥させながら仕上げていきます。新婦のウエディングドレスはパスティヤージュといって、粉糖と水にゼラチンを加えて固めたものです。固まる前に成形して、アイシング(粉糖と卵白)をパイピングして模様を描きました。



地元前橋育英のサッカー部(私は育英ではありません)のユニフォームを作りました。映えますね。ショートケーキに乗っている「カーズ」は結構頑張った記憶があります。車体が一発勝負なので、ある程度完成した時に達成感があり、個人的にはよく出来たと思っています。2Dと3D、労力的には3Dの方が大変です。立体はどうしても接着に気を遣うし、乾燥させながら組み立てていかないと重力で沈んでいってしまうので、少し難易度も上がります。




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